woodworking 楓舎初の上級クラス開催です。
2月にお申し込みをされていた美深町の柴野さんがいらしてくださいました。小学生の息子さん二人を旦那様に預け、ユースホステルに泊まっての参加でした。お迎えで楓舎主人の車が故障するという事件がありましたが、まあ大過なく終えることができました。 柴野さんはこれまでからくり人形を中心に作っていらして、椅子作りは初めてです。この形をベースに室内でお使いになるということで、サイズの小さなタイプにしました。背板の柄はご自分でデザインされました。
楓舎主人が下ごしらえしておいた椅子の両側を仕上げて組みたてます。今日中にこれを組んで接着剤を乾燥させておかないと翌日の組み立てができないので、午後からの作業でしたが7時過ぎにはたどり着きました。
まず鉋がけ。なかなか手ごわい。次に#240のサンドペーパーをかける。
組み立てる部材を仕上げ、ほぞの面取りも終わりました。次はいよいよ組み立てです。
ほぞ穴に接着剤を塗ります。 最大の接着力を得るため、はみ出すほどたっぷり塗ります。このあと組み立てました。「小根付き地獄ほぞ継ぎ」、「大入れ小根付き地獄ほぞ継ぎ」「止めほぞ継ぎ」を見て組み方を体験です。
はみ出した接着剤を洗うのが、予想以上に大変だったようです。塗装の時に影響がないように徹底的に洗います。
どんどん乾いてゆくので、手早く洗います。
朝から1日の作業です。昨夜までに組み立てた両側を一体化する組み立てを行ないます。そのあと背板をデザインに沿って加工し、仕上げておきます。座板も同様です。
組んだところの細かい仕上げ調整。 一服もしっかり。
この組み立てには「通しほぞ割くさび止め」を使います。はみ出した接着剤はやはり徹底的に洗います。4~5時間後、通しほぞの頭を切り落とし鉋で仕上げる。
座板の面取り。 今度は広い面 の鉋がけ。うーむ。
今日はいよいよ座板と背板を取り付けて完成させます。 塗装は帰宅後自分で行なうことになります。
背板と座板を取り付ける。 さーて、座り心地はどうかな。
完成です!何だかいい顔してますねー。
3日間よくがんばりました。お疲れ様でした。
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