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建築部門の仕事

楓舎に建築部門ができました。2005年5月16日、正式に初の仕事を始めました。

建築部門初の仕事は、「倉庫のなかのアトリエ」でした。9月30日無事引き渡しを終わりました。

使わなくなった倉庫を有効利用するもので、アイデアとしては『おもしろいかな』という程度でしたが、出来上がってみると思いがけず風景になじんでいます。畑のなかに出現した不思議な顔に、通 りがかる方は目をひかれる事でしょう。農家の方々には新しい倉庫の使い方として注目していただければと考えています。



2004年春、帯広高等技術専門学院を卒業して2級建築士の免許を取った楓舎主人の妻、真弓の 初仕事です。真弓は主に設計を担当し、施工は実績のある楓舎主人が行ないます。これで楓舎の 建築工事は今後全てより信頼度が高いものとなります。今回はある農家の奥様が、使わなくなったD型倉庫の中に趣味のアトリエを建てたいというご希望を実現 する事になりました。ささやかな規模ではありますが、真弓の初仕事としては最適でした。

5月28日
基礎工事をほとんど終わりました。 左に見えるD型倉庫の内部に建てる ので、基礎は地杭です。深さ1mの 穴を掘るのは、人力で行ないました 。疲れました。手前の便槽は簡易水 洗用なので、深さが1.6mあります 。これもなんと人力で掘りました。 5月31日現在、水道工事、排水工事が入って、真弓さんと楓舎主人は土台の墨付け、加工中です。

 




6月4日
土台加工終了、排水本管敷設

今回は基礎に地杭を使っていますので、土台の継手は追掛大栓継ぎを採用しています。古くから一般 的に使われてきた方法で、長い材を継ぐ方法としては最も強い部類に入ります。「上木」が15mmスライドしながら「下木」に噛み合っていきます

 




つなぎ終わりました。うまく噛み合っています。

 

 

 



6月7日
土台架け終了。
各通 りの材を繋ぎ、更に直角を確認し、
部材同士をボルトで締めて固めます。
次にそれぞれの地杭の高さの差をパッキンを入れて調整し, 土台を地杭の金物に固定します。その後、トイレ、洗面所、台所の排水を配管します。 これが以外とてごわく、専門家の技を羨みました。
このあと、柱から上の部材を墨 付け、加工して組み上げていきます。





6月28日
棟上げ終了。      
正式には
棟木がない建物なので 「棟上げ」という事にはなりませんが、区切りとして太い小屋梁二本を上げる事で棟上げの代わりとしました。 この後7月中は建築からは離れて、家具や木工 教室の方をやりますので、続きは8月に入って からになります。普通の工事とくらべるとなん とものんびりしていますね。こうしてゆっくりの方が材料もよく乾燥しますから、建物自体に は喜ばしい事ではないか、、、と考えています。

 

 

8月13日
1ヶ月振りに建物に戻りました。足場を上がったり降りたりが頻繁になり、なんだかとても疲れます。しかしスキーのトレーニングだと思ってせっせとやります。
それにしても北海道とは思えない暑さが続いて、あせもだらけになりました。その上作業は地味でこれといったかたちも現れませんから、なかなか忍耐勝負です。

 

 

 

9月15日
期限が迫ってくるなか、必死の作業が続きました。この日ようやく外壁の断熱材を入れ終わりました。この頃から毎晩11時頃までの作業となりました。

 

 

 

 


9月28日

天井、壁 のボードを張り終わり、台所の壁も完成しました。電気工事も終わり、いよいよ大詰めです。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


9月30日 「倉庫のなかのアトリエ」完成です!
家具類も入り、ロフトの手すり、はしごも妙に収まっています。不思議な事に出来上がってみるとなにもかも「ずっとそうだった」かのようですから、おもしろいですね。

 






建主の奥様が今一番力を入れている趣味、ステンドグラスです。あまり出しゃばる事なくトイレとの間の壁に収まりました。







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